僕は君を知らない
僕は本当の君を知らない
僕は僕を知らない
僕は本当の僕を知らない
まだ眠る未知の僕は 今の僕の存在を知らない
全ての僕を知らない僕は
まして君のことなど 知るはずもない
今 僕は君の事を知りたいと思う
けれども僕は一体
君の
何を知りたいのだろうか?
全ては必然か
全ては偶然か
君の思うとおり
僕の考えたとおり
全ては進んではいなくて
だた、受け入れるか否か
君は迷っているだけ
僕は考えているだけ
確かに思ったとおりだったような
確かに描いたとおりだったような
と
全ては言い訳
全ては解釈
いいように
悪いように
全ては同じ
今いる場所から逃げ出したい衝動と
何処に帰りたいのか分からない不安
帰る場所などないのかも知れないし
何が必要なのかもわからない
私は
何処にいるべきなのだろう
私は
いつ羽ばたけばいいのだろう
涙をながすこともなく
籠の鳥は
ただ鳴くことしかできない
何処に帰りたいのか分からない不安
帰る場所などないのかも知れないし
何が必要なのかもわからない
私は
何処にいるべきなのだろう
私は
いつ羽ばたけばいいのだろう
涙をながすこともなく
籠の鳥は
ただ鳴くことしかできない
誰にも会いたくなくて
ひとりになりたくもなくて
誰といてもひとりな気がして
ひとりでいるとどこかに帰りたくて
誰かに必要とされたくて
誰かを必要としていて
進む目的も
留まる理由も
何も見えなくて
早く朝になればいいのに と
雨があがればいいのに と
全てにおいて
私を満たすものなどない気がする
自分の存在などどこにもない気がする
何も考えないで
朝起きたら歯を磨く
何も考えないで
会社に行って仕事をし
何も考えないで
お昼になれば昼食をとる
何も考えないで
愛想笑いをして
何も考えないで
仕事を終えて電車に乗る
何も考えないで
帰り道のスーパーにより
少し迷って
夕食の材料を買う
何も考えないで
夕ご飯を食べ
何も考えないで
お風呂に入る
何も考えなかった一日の終わりに
明日も生きようかどうしようかと考える


